プログラマのキャリアアッププランを考える
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- ベテランプログラマが示すプログラマとしてのキャリア
プログラマのキャリアアップにはいくつかの選択肢があります。ベテランプログラマとしてずっと開発現場で活躍する方向と、同じ開発現場でもシステムエンジニアやプロジェクトマネージャ、システムアーキテクトなど上流工程へと転身していく方向、さらに、管理職として現場を離れていく方向もあります。また、働き方にも会社員で居続けるかフリーエンジニアとして独立するかという選択も視野に入れましょう。
巨大SNSであるFacebook社の元役員は、とあるインタビューで「プログラミングを学ぶのなら、生涯仕事に困らないことを保障する」と発言しています。そして、アップル社のカリスマ的存在であったスティーブジョブズは、「この国のすべての人がプログラミングを学ぶべきだ。（中略）私はコンピュータサイエンスを一般教養だと思う」と述べています。これらの発言を、IT業界人が言いそうな極論と捉えるか、時代の変化と捉えるかが重要なポイントです。プログラマが生涯仕事に困らないのではなく、プログラミング知識を学べば生涯仕事に困らないということです。その意味を具体的に解説していきます。 プログラミングを学べば生涯仕事に困らない？の詳細を見る
プログラマのスキル向上を推進しているエンジニア達は、インタビューの中で「プログラマにとって大切な心得」を提唱しています。その中の一つは、「プログラミングに完璧を求めない」ということです。この世に完璧なコードなど存在しません。完璧を追い求めるという発想自体が無意味であり、仕事の妨げになります。まずは手を動かしてみて、間違いが見つかった時にすぐに修正できる技術を身につけるべきです。また、「行動力を大切にしよう」ということも言っています。様々な業界のエンジニアと交流をはかり、常に新しい発想を取り入れていく柔軟性を身につけましょう。 プログラマのスキル向上術の詳細を見る
プログラマの35歳定年説には賛否両論ありますが、日本の企業文化などを考えると一理あり、否定しきれません。しかし、50歳を過ぎても現役プログラマとして活躍している人はいます。そうなるためには、並外れたプログラミングスキルを身につける必要があることを肝に銘じておきましょう。プログラマからのキャリアアップとしてよくある選択肢は、システムエンジニアやプロジェクトマネージャなどの上流工程を目指す道か、開発現場を離れて企画部門や管理職へ進む道です。進む方向によって、身につけるべきスキルの幅と深さに違いがあります。どこを目指すのかを早めに考えておくことで、日常業務の中で得るスキルも必然的に変化していきます。 プログラマのキャリアアップを考えるの詳細を見る
プログラミングを勉強している中で、独学に限界を感じている人や、スクールに通う費用や時間がない人にオススメなのが、オンラインのプログラミング学習サービスです。アメリカを中心に急速に普及しているWebサービスで、無料で利用できるサービスが多いのが特徴。日本語対応版もあります。費用がかからず、オンラインなので自分の都合のよい時間に学習できて、ゲーム感覚でプログラミングを習得できます。おすすめのサイトをいくつかピックアップして紹介します。
ここで紹介するプログラミングスキル向上のコツは、まじめなプログラマほど陥ってしまいそうなプログラミングの罠にも通じるポイントです。プログラミングは繊細な作業であり、コードの美しさは完成後のバージョンアップや不具合修正などにも大きく影響する重要なポイントでもあります。しかし、最初から完璧を求めすぎてしまうと、プログラミング作業は遅々として進まなくなってしまいます。コードは後から書き直すことができるので、まずは手を動かすことが大切です。
エンジニアとして年収アップを目指すのであれば、フリーランスへ転向するのもひとつの方法です。しかし、仕事の獲得や単価面で不安を抱いている方がいるかもしれません。そのような方は、フリーランスのエンジニアを支援するエージェントサービスの利用がおすすめです。自分が希望する分野や働き方、スキルにあった案件を紹介してくれるうえ、高単価な仕事も期待できます。技術力とチャレンジ精神をエージェントで上手く活かすことで、より一層活躍できるでしょう。
元会社員、今はフリーエンジニアです。プログラマ歴16年。後半はPMなどマネジメント職が多くなりましたが、プログラミングが好きで仕事以外でも書いてます。企業のプログラマ研修の講師などもしています。
